ホテルウェディングの歴史は、日本の結婚式の文化とともに発展してきました。ここでは、その流れを具体例を交えてご紹介します。
ホテルウェディングの歴史
明治時代の始まり
日本のウェディング業界の起源は、明治時代にさかのぼります。当時、西洋の写真撮影技術を学んだ写真館が、結婚の記念に夫婦を撮影するようになったことから始まりました。これがウェディング産業の始まりとされています。
帝国ホテルとホテルウェディング
ホテルでの挙式と披露宴を初めて行ったのは、帝国ホテルと言われています。1923年、関東大震災により多くの神社仏閣が焼失したため、ホテル内に神殿を設置し、挙式と披露宴を行うスタイルが誕生しました。これが、日本のホテルウェディングスタイルの原型となりました。
戦後の発展
第二次世界大戦後、結婚式場には「写場」と呼ばれる写真スタジオが併設されるようになり、1970年代以降、ホテルでの婚礼が増えたことから、街で人気の写真館がホテル内に写場を構えるようになりました。
専門式場と互助会系会場の隆盛
1980~1990年代には、専門式場や互助会系会場が隆盛を極めました。これらのビジネスモデルを用いた専門式場が全国各地にでき、ウェディング産業を大いに盛り上げました。
ホテルウェディングが中心の時代
バブル経済が崩壊した90年代前半から、ホテルが結婚式に本腰を入れてビジネス展開するようになりました。法人客相手の一般宴会から、個人客にターゲットを向けた結果、ホテルウェディングが中心の時代が到来しました。
ゲストハウスタイプの会場の登場
1990年代にはレストランウェディングブームが到来し、その自由度とプライベート性を結集したゲストハウスタイプの会場が登場しました。これらは郊外にビレッジハウスタイプの会場を展開し、現在では都心部駅近にビルインタイプの会場を新規出店するケースが主流となっています。
ホテルウェディングの現在
現在のホテルウェディングは、伝統を守りながらも時代とともに進化を続けています。お客様のニーズに応えるために、新しいスタイルやサービスが提案されており、多くの新郎新婦に選ばれています。また、少子化や「ナシ婚」の増加により、結婚式を行わないカップルも増えていますが、ホテルウェディングの魅力を伝えるための情報発信が求められています。
ホテルウェディングの歴史は、日本の結婚式文化とともに発展し、多くの変遷を経てきました。お二人の特別な日を祝う場として、これからも多くのカップルに愛され続けるでしょう。